2013-12-16 酸化マグネシウム製剤:大腸多発腸石 腸石 緩下剤 酸化マグネシウム製剤服用による大腸多発腸石の一例 山口医学Vol. 62 (2013) No. 1 p. 55-59 [フルテキストPDF] 被疑薬:酸化マグネシウム製剤(代表的な商品名‣マグミット マグラックス) 症例 70歳代,女性.腰椎圧迫骨折,尿路感染症で入院 入院中に脳梗塞を発症し寝たきり 症状 便秘に対して酸化マグネシウム製剤を開始した約3年後に腹部膨満が悪化 疑われた 有害事象 酸化マグネシウム製剤の長期投与により形成された腸石 その後の経過 酸化マグネシウム製剤の中止と排便コントロールを行い,2週間後の腹部CTで腸石は消失