2014-02-09 柴苓湯:薬物性肝障害 薬物性肝障害 漢方製剤 柴苓湯による薬物性肝障害の1例 肝臓Vol. 37(1996)No. 4P 233-238 [フルテキストPDF] 被疑薬:柴苓湯(代表的な商品名▶柴苓湯) 症例 57歳女性.慢性 滲出性中耳炎の治療のため近医から柴苓湯を処方 症状 10ヵ月後に皮膚黄染が出現 血清GOT 931, GPT 1,077,総ビリルビン8.5と肝障害 疑われた 有害事象 柴苓湯による薬物性肝障害 その後の経過 退院後3年間の経過観察中,慢性中耳炎に対し近医から2回柴苓湯を再処方され,その度に肝障害を繰り返した