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薬剤師のケースレポート日誌

国内外の医薬品有害事象に関する報告をデータベース化する試みです。

インフリキシマブ:Bio-free remission

関節リウマチに対するインフリキシマブによるBio-free remissionの検討

整形外科と災害外科Vol. 61 (2012) No. 2 p. 204-207

[フルテキストPDF]

対象薬:インフリキシマブ(代表的な商品名▶レミケード)

症例

 

関節リウマチに対しインフリキシマブ投与により臨床的寛解(DAS28の基準で寛解)が6カ月以上維持され,患者の同意を得が得られ,投与を中止し後,1年以上経過観察を行った6例

結果

 

Bio free remissionを1年以上維持できた症例は3例。

3年以上の長期寛解例2例はいずれもSteinbrocker stage II,罹病期間も比較的短い症例で,IFX投与1回目から寛解を獲得。またIFX中止前に,Booleanの寛解基準を6カ月以上満たしていたものもこの2例のみ

考察

長期にBio free remisionを継続する要因として,発症早期で,骨破壊の進行がなく,DASよりも厳格なBooleanの寛解基準を満たすIFXの著効例であることが示唆

(関連)リウマチに対する生物学的製剤

(参考)リウマチに対する生物学的製剤②

(関連文献①)Discontinuation of adalimumab after achieving remission in patients with established rheumatoid arthritis: 1-year outcome of the HONOR study. Ann Rheum Dis. 2013 Nov 28PMID: 24288014

(関連文献②)Discontinuation of infliximab after attaining low disease activity in patients with rheumatoid arthritis: RRR (remission induction by Remicade in RA) study. Ann Rheum Dis. 2010 Jul;69(7):1286-91 PMID: 20360136