ゾニサミド:発汗減少
抗てんかん薬ゾニサミドによる発汗障害の1例
皮膚Vol. 42 (2000) No. 1 P 58-62
被疑薬:ゾニサミド(代表的な商品名▶エクセグラン)
症例
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10歳, 男児。(身長139.5cm,体重34.0kg) 3歳よりてんかんがあり、ゾニサミドを内服していたが, 発作の出現が続くため徐々に増量(ゾニサミ ド1日600mgとジアゼパム4mgを内服) |
症状
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全身の発汗減少を認め, 熱発(屋内でも38.5℃) 初診時ゾニサミド600mg内服中で血中濃度は75. 3 (治療域10-30) μg/ ml |
疑われた 有害事象 |
ゾニサミド大量投与による発汗減少 |
その後の経過 |
投与を中止したところ, 2日後から発汗を認めた。(ゾニサミド減量に伴い痙攣が発生したためカルバマゼピンを併用) |