2014-04-11 トリアゾラム:非痙攣性てんかん重積状態 ベンゾジアゼピン 非痙攣性てんかん重積状態 睡眠剤中止後に非痙攣性てんかん重積状態を呈した1例 日本内科学会雑誌Vol. 95 (2006) No. 11 P 2292-2294 [フルテキストPDF] 被疑薬:トリアゾラム(代表的な商品名▶ハルシオン) 症例 67歳女性。 プラバスタチン、トリアゾラムを入院まで内服していた。 症状 不眠が続き、会話の疎通が不調。痙攣、自動症なし。 一見は健常であるが、失見当識があり昏睡状態で多幸的。 長谷川式簡易知能検査は3/30点。羽ばたき震戦あり。 疑われた 有害事象 トリアゾラム離脱症候群による非痙攣性てんかん重積状態 (non-convulsive status epilepticus :NCSE) その後の経過 ジアゼパム5mgの静注で入眠。 翌日に意識障害は回復