ランソプラゾール/ラベプラゾール:視力障害
プロトンポンプ阻害剤により視力障害をきたした2症例
日本消化器病学会雑誌Vol. 97(2000)No. 5P 575-579
被疑薬ラベプラゾール/ランソプラゾール:(代表的な商品名▶パリエット/タケプロン)
症例
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57歳女性(ラベプラゾール) 49歳男性(ランソプラゾール) 両症例とも糖尿病,慢性肝障害を合併し |
症状
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投与開始後短期間で急速に進行する視力障害 |
疑われた 有害事象 |
眼科的検査では前眼部,中間透光体,眼底に視力低下を説明する異常所見を認めず,視神経障害による視力障害 |
その後の経過 |
両症例とも薬剤中止により 視力は速やかに回復 |