アスコルビン酸：薬剤性食道潰瘍
ビタミンC錠による薬剤性食道炎の1例
日本消化器内視鏡学会雑誌Vol. 31(1989)No. 7P 1820-1823_1
被疑薬：アスコルビン酸（代表的な商品名▶ビタミンC）
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症例
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45歳女性. ビタミンC錠(アスコルビン酸)を就寝前に飲水せずに服用 |
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症状
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翌朝,嚥下時に咽頭部異和感が出現し来院。内視鏡検査で食道入口部直下より25cmまでの間に全周性びまん性に白苔の付着を認めた |
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疑われた 有害事象 |
ビタミンC錠による薬剤性食道炎 |
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その後の経過 |
粘膜保護剤服用にて,第3病日に自覚症状は消失 第10病日の内視鏡検査では病変は消失 |
※本例で服用されたビタミンC錠は海外の市販薬で,大きさ19.3×8.1×7.6mm,pH2.42,アスコルビン酸含量995.6mg
