ピオグリタゾン:薬物性肝障害
ピオグリタゾンによる薬物性肝障害の1例
日本消化器病学会雑誌Vol. 100 (2003) No. 3 P 333-336
被疑薬:ピオグリタゾン(代表的な商品名▶アクトス)
症例
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51歳女性、2型糖尿病と高脂血症 グリベンクラミドなどで加療中 |
症状
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ピオグリタゾンの追加投与開始81日後に, 肝細胞型肝障害 |
疑われた 有害事象 |
ピオグリタゾンによる薬物性肝障害 |
その後の経過 |
ピオグリタゾンの中止4週間後に肝機能は正常化
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※トログリタゾンと類薬の本剤によっても肝障害のおこる可能性があり, 注意が必要